使う前に知っておきたい!ChatGPTの料金プラン・課金システムと利用制限

基本無料で使うことが出来るChatGPTですが、課金プランもあります。ChatGPTの料金プラン・課金システムや利用制限の違いを知ることで、より快適にChatGPT使いこなすことが出来ます。

公開日: 2023.4.10

ChatGPTの料金プラン・課金システム

ChatGPTはベースである無料プランである「Free Plan」と課金プランである「ChatGPT Plus(月額20ドル、約2,500円)」の二つがあります。

ChatGPTの無料プランと課金プランの違いは、使っている言語モデルの違い、アクセスピーク時でも優先してアクセス出来る、応答時間の速さなどです。

対話型AIを使うというだけなら無料プランでも十分ですが、より精度が高い対話型AIを頻繁に使う場合は、有料版である「ChatGPT Plus」に課金するメリットが出てきます。

プラン言語モデル応答速度ピーク時新機能
ChatGPT PlusGPT-4とても速い優先される画像入力に対応
無料版GPT-3.5速い--

ChatGPTの利用制限

ChatGPTでは、無料プランとChatGPT Plus共に利用制限があります。注意したいのは、ChatGPT Plusに課金したからと言って、全く制限がなくなるわけではありません。

利用制限は「リクエスト回数」と「入力の文字数制限」の二つで、ChatGPT Plusにすることが大幅に制限が緩和されます。

プランリクエスト/分リクエスト/日送信文字数
ChatGPT Plus最大600回100,000回4,096文字
無料版最大60回4,000回2,048文字

ChatGPT Plusにアップグレードすることで、1分あたりの最大リクエスト回数は10倍に、1日あたりのリクエスト回数は2.5倍、文字数は2倍に緩和されます。

特に大きいのが1分あたりの最大リクエスト回数と送信文字数で、連続してChatGPTを使っていると意外と上限に引っかかります。上限に引っかかると、場合によっては1時間ほど開ける必要が出てきます。

文字数制限の違いも大きな違いです。無料版が2,048文字なのに対して、ChatGPT Plusは2倍の4,096文字。「2,048文字もあれば十分では?」と思いますが、長文の要約をさせたい場合など、意外と文字数制限にかかることが多いため、より高度な作業をChatGPTにさせたい場合は、送信文字数は多いほうが有利です。

ChatGPT Plusを契約するメリット

かつての「ChatGPT Plus」ピーク時でもアクセス制限がないことや入力文字数制限が主なメリットでしたが、現在では2023年3月15日にリリースされた次世代大規模言語モデル「GPT-4」が利用できるというのが最大のメリットと言えます。無料版は「GPT-3」をベースにチャットインターフェースを備えた「GPT-3.5」になります。

「GPT-4」では「ChatGPTがさらに賢くなり、間違わなくなった」と言われています。

どれくらい賢くなったかというと、アメリカの司法試験をGPT3.5に受験させた場合、受験者の下位10%の成績でしたが、GPT-4では上位10%に入る成績になるほど、賢くなっています。

入力に対する正答率が上がったということで、よりビジネスなどで活躍することができることから、ChatGPT Plusに課金するユーザーが増えています。

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